前回の記事で、むし歯には「削らなくていいむし歯と削らなければならないむし歯がある」というお話をしました。それでは削らなくていいむし歯はそのまま様子見でいいのでしょうか?今回は削らなくていいむし歯はどうしたらよいかについてご紹介します。
削らなくていいむし歯はそのままでいいのか?結論から言うと、そのままでは絶対にダメです!そもそも削らなくていいむし歯も、むし歯すなわちう蝕の進行過程のひとつにすぎません(う蝕の初期症状です)。何も対策をせずにそのままにしていると、徐々にむし歯は進行し、穴が開いて切削治療をしないと治らないレベルまで進んでしまいます。しっかりとむし歯になってしまった原因を特定して改善しなければなりません。
それでは原因とは何でしょうか?以前の記事でもご紹介しましたが、その原因は「食習慣」と「歯ブラシ習慣」にあります。
お菓子や砂糖入り飲み物をちょこちょこ食べていませんか?お子様の間食に砂糖入りのお菓子を毎回あげていませんか?一日当たり3度の食事と間食、砂糖入り飲み物の摂取回数が6回以上になると、お口の中が酸性環境の時間が長くなり、歯が溶けてむし歯になると言われています。
また毎食後・間食後に歯磨きはしているでしょうか?お口の環境にあった歯ブラシ・歯磨き粉は使っているでしょうか?正しいやり方で歯ブラシはできているでしょうか?お子様への仕上げ磨きは毎食後・間食後に毎日やっていますか?
歯ブラシのやり方は歯並びによってやり方が変わってきます。その人のお口の状態にあった適切なやり方がありますので、やはりここでは歯医者さんや衛生士さんからのアドバイス・指導は必要でしょう。
江東区の北砂・東砂・大島の歯医者 みとも歯科医院では、患者さんの生活習慣や歯磨き習慣をしっかりとヒアリングさせていただき、患者さんお一人お一人にあったアドバイスやご提案をさせていただいております。虫歯や歯周病でお困りの方はもちろん、痛みはなくても普段の生活でお口の状態やお口のケアのやり方に疑問をお持ちの方にもしっかりと対応させていただきますので、是非一度当院に足をお運びください!