皆さんは歯ブラシはどのくらいの頻度で交換しているでしょうか？ダメになってしまった歯ブラシを使い続けていると歯の汚れを落としきれず、虫歯や歯周病のリスクは上がってきますので、適切な時期に歯ブラシを交換することは非常に大切です。今回は歯ブラシの交換の目安についてお伝え致します。
歯ブラシの毛先は使い続けているとコシがなくなり開いていきます。このような状態になると刷掃能力は落ち、汚れを充分に落とすことはできなくなってしまいます。新品の歯ブラシと比べて少しでも毛先が開いてきたら交換のサインです。だいたい歯ブラシを後ろから見て、毛先がヘッドの台座よりはみ出して見えるようになると、取り換えたほうが良いでしょう。歯ブラシの毛先が開いてくるのは使用から約1ヶ月ほどと言われています。人によっては、強くゴシゴシ磨きすぎると通常よりも早く歯ブラシの毛先が開いてきてしまいます。1ヶ月もたたないうちに毛先が開いてしまうのは、ブラッシングに力をいれすぎているのかもしれません。適切なブラッシング圧は150~200ｇ程度と言われています。歯に毛先をあてて広がらない程度の力です。過大なブラッシング圧は歯ブラシを早くダメにするだけでなく、歯の異常な摩耗や知覚過敏を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。常に歯ブラシの毛先をチェックして、状態の良い歯ブラシを使用するように心がけましょう。
